- Q1:
- 普段、洗車には台所用の中性洗剤を薄めて使っていましたが、カーシャンプーを使った方が良いと聞きました。なぜでしょうか?
- A:
- 確かに台所用の洗剤は油分をよく落とすので、見た目にはキレイにはなります。でも、クルマの場合はそれだけでは困るのです。クルマのボディにはゴムやプラスチックなどの異なった素材が混在する上、塗装もデリケートなものです。特にゴム系の素材は適度な油分を含んでいないとひび割れなどが起こる可能性まであるのです。カーシャンプーが落とす汚れは、あくまで屋外で遭遇する汚れ、つまり雨に含まれた塵や埃、そして排気ガスに含まれる油分などです。逆に、せっかく塗布されたワックスまで落としてしまう必要もありません。最近販売されているカーシャンプーはほとんどがこの手のやさしいものになってきています。台所洗剤の場合、種類によっては強力に過ぎるため、使用はあまりおすすめできません。
- Q2:
- カーショップに行くと塗装色別のワックスがたくさんありますが、やはり専用色のものを使った方が良いのでしょうか?
- A:
- 塗装色別のワックスが用意されている理由は、塗料はその色によって硬度が異なるためです。その硬度は、白などの薄い色ほど硬くて傷つきにくく、赤や黒などの濃い色ほど柔らかく傷つきやすいのです。しかし、逆に傷を除去する作業は柔らかいほど簡単です。最近ではほとんどの車種がメタリック色と同様にベースとなる塗色の上にクリアコートと呼ばれる透明な塗装が施され、塗装の硬度は非常に硬いものとなっています。一般的なワックス、特に色別に分けられているもののほとんどは成分中に微量の研磨剤が含まれていて、これによってワックス効果を高めたり、小傷を目立たなくしたりしています。つまり硬い塗装用と柔らかい塗装とでは当然研磨される効果が異なるので、その成分を調節してあるのです。したがって、最近のボディの塗装の場合で選ぶなら、ほとんどの塗色がメタリック用を選ぶことになります。もし、あなたがワックス選びに悩んでいるならば、ワックスは純粋にワックスとしての効果(艶と保護)を追求したものを、小傷の除去には専用のポリッシュ剤をお使いになることをお薦めします。
- Q3:
- ワックスの塗布は丸く円を描くようにせずに直線的にと言われていますがなぜでしょうか?
- A:
- 光を塗装面に当ててみるとよく見える渦巻状の磨き傷。これをスワールマークと呼びますが、このように目立つのは、光の乱反射によるものなのです。実際、ワックスを塗布する際には空気中の微量な埃などによって細かな傷が入ってしまうことがあります。少しでも光の乱反射を防ぐには、一定方向の小傷に留めておくことが大切です。一定方向であればそのような光の乱反射が抑えられ、スワールマークが発生しにくいのです。塗布の際にはクルマの進行方向に向かってタテとヨコの動作で行うことをお奨めします。もちろんワックスの拭き取りや洗車も同様です。
- Q4:
- いつもキレイに仕上げているつもりなのですが、光のかげんで渦巻状に見える小傷が目立って困っています。どうすれば除去できるのでしょうか?
- A:
- 渦巻状の小傷はスワールマークと呼ばれるもので、光の乱反射で見えます。このスワールマークを目立たなくするには、その小さな傷の乱反射を減らすには鋭角なV字型に刻まれた傷の角を落としたり、埋めたりする必要があります。V字の角を落とすにはきめ細かなポリッシュ剤が適し、埋めるにはフィラーなどの傷を埋める成分を含んだワックスが最適です。お奨めはWebPJでもご紹介しているアメリカのGRIOT’S GARAGE社のファインハンド・ポリッシュとベスト・オブ・ショウ・ワックス。併用してお使いになればスワールマークの悩みから解放されること間違いありません。
- Q5:
- 小石などで塗装が剥げてしまったところにタッチアップペイントを施そうと思いますが、タレたりしていつも上手くできません。何かいい方法は無いでしょうか?
- A:
- 大切なのはまずタッチアップする箇所の汚れをちゃんと落としておくことです。油分などが付着しているとキレイな仕上がりが得られないばかりか、塗料がしっかり密着できません。また、作業は乾燥した日陰で、しかもボディが常温であることも重要です。実際の塗布にはよくタッチアップペイントに付属している小さな筆は使用せず、爪楊枝の先端を軽く潰し、少しずつ塗ることです。手が安定しないときは鉛筆で字を書くように手をボディにつけて行うと安定します。塗布は少しふくらむ程度に行い、少なくとも3日間程度おいた後にポリッシュ剤などでならしてワックスで仕上げれば、より良い仕上がりが得られます。タッチアップに便利な楊枝の先端に小さな毛が付いたような専用アプリケーターなども発売されています。
- Q6:
- WebPJで紹介されているワックスの拭き取りに使うコットンタオルですが、一般のタオルとどう違うのでしょうか?また、仕上がりの違いに及ぶほどのものなのでしょうか?
- A:
- この「GRIOT’Sコットンポリッシュクロス」は、まさに100%コットンと言えるものです。一般的なタオルは一見コットンだけに見えますが、その端縫いの部分にはナイロン糸が使用されていることが多いのです。このナイロン糸によって塗装面に傷が付いてしまうこともあるのです。また、さらにタオルそのものは厚手のガーゼといった手触りで、とても柔らかく、もちろん端縫いの糸もコットンを使用しています。まずは使ってみてください。
- Q7:
- 市販のトラップ粘土を使って、ボディの鉄粉を取ろうとしましたが、うまくいかずまたとても大変です。何か良い方法はないでしょうか?
- A:
- 一般に市販されているトラップ粘土は、そのどれもがお湯で暖めるなどして使用します。ところが実際にはプロのように熟練していなければ上手くはかどらないばかりか、ちょっと冷えて硬くなってくると取り込んだはずの鉄粉でボディに傷を付けかねません。WebPJでもご紹介しているアメリカのGRIOT’S GARAGE社のペイント・クリーニング・クレイは非常に柔らかいため、一般のトラップ粘土のように水ではなく、同社のスピード・シャインを潤滑剤として使用するところがポイントです。これによって本当に誰にでも、驚くほど簡単で素早く、しかも安全に鉄粉除去の作業が行えます。何しろ3〜4回程度、力も入れずに撫でるだけなのですから普通車なら僅か10分程度で仕上げてしまえるのです。まさに目から鱗。ぜひお試しください。
- Q8:
- ワックスには固形タイプと液体タイプがありますが、どちらが良いのでしょうか?
- A:
- ワックスの主たる成分で一般的にも知られているのは、カルナバという天然樹脂です。実は純粋なカルナバは石のように硬いもので、実際にワックスとして成分に含むことができる限界は約30%と言われています。(100%カルナバのワックスなんてありえません)これを扱いやすく、また本来のカルナバが持つ以上の効果を得るために色々な成分が添加されているのが一般的です。つまり、以前は固形や半練りといった個体に近いものが主流でしたが、化学の進歩した現在では薄く伸ばしやすい作業性にも優れた液体が主流となって来ています。作業性以外ではあなたが必要とするワックスの効果で選ぶのが良いと思います。
- Q9:
- 私はフォルクスワーゲンのゴルフ2に乗っているのですが、だんだんとダッシュボードが白っぽくなってきたような気がします。黒々とした元のようになるものでしょうか?
- A:
- これは、いわゆる紫外線によってダッシュボードが劣化してきていることを意味します。ダッシュボードのようにガラス越しであれ日光の良く当たる場所は、日頃から紫外線への対策は必要です。WebPJでご紹介している「ビニール&ラバードレッシング」は、ダッシュボードやタイヤ、モールなどビニール系やゴム系の素材に紫外線からの保護効果を与えるとともに、しっとりとした素材が本来持つ自然な輝きを与えます。さらに乾燥が早く埃が付着しにくいことも見逃せません。一般的な艶だし保護材と言われるものは、不自然なギトギトした艶になることが多く、またさらに乾きにくくて汚れを付着しやすくしてしまいます。
因みに、ゴルフ2の無塗装のプラスチックバンパーも、よく紫外線のためにほとんど灰色とも言うべきほどのものをよく見かけます。こんなときにも、この「ビニール&ラバードレッシング」が有効でしょう。ただし、何にでも言えることですが、一度処理したからといって、いつまでも効果が持続するものではありません。天候による差はあれど、すくなくとも2〜3ヶ月に1度は施されることをオススメします。
- Q10:
- GRIOT'S GARAGEの液体ワックスを塗布して、拭き取りをしたら細い線模様が残ります。どうして?これは傷ではないの?大丈夫?
- A:
- まず、細い線上にみえるヘアラインはワックスの塗布が多すぎたり、全く乾かないうちに拭き取りをすると起きやすい現象です。またこのヘアラインは傷ではなく塗布されたワックスの層が、拭き取りしたタオルの目地によって線状になっただけです。この「0167ベスト・オブ・ショウ・ワックス」は水溶性です。もし、このような状態になったときは、硬く絞った濡れタオルで拭きあげ、数分おいてもう少し乾いてから改めて乾拭きをしてください。
ワックスを上手に塗布するコツは、とにかく薄く延ばして行うことです。