LE GARAGE Mortoring Collection:そろそろマシンでポリッシング!

ル・ガラージュが選りすぐった品々の中から、
こだわりの逸品をさらに掘り下げてご紹介。
今回はGRIOT'S GARAGEの真骨頂。
ランダムオービタルマシンでの
カーケアをクローズアップしました。

GRIOT'S GARAGE そろそろマシンでポリッシング!

そろそろマシンでポリッシング!

  •  ボディを磨き上げ、写りこむような深い光沢が得られた時には、何とも言えない満足感に駆られるもの。しかし翌日、あるいはその後にまで襲い来る体中の痛みや疲れが、悲しくもツライのもなんとかしたい。プロのようにマシンでギュイーンと素早くかつ安全に磨き上げたいのは誰でもが思うことではないだろうか。

     しかし、ポリッシュマシンといえば扱いが難しく、下手すると塗装を剥がしたり、あるいは焦がしてしまったりするのではないかという不安がつきまとう。これはドリルの様に軸を中心に真円を描いて回転するシングルアクションのマシンならば、高速で回転するパッドは当然外側がかなり発熱するから確かに扱いは難しいようだ。プロでも熟練を要するらしいから当然か。

     実はGRIOT'S GARAGEでは随分と以前から誰でも使えるマシンということで、ランダム・オービタルというポリッシュマシンを紹介していた。その名の通り回転軸がランダムになっていてパッド面が回転運動ではなく、ブルブルと偏芯運動の軌道で動くダブルアクションというもの。なので「発熱が少ない=安全なポリッシング」が可能というワケ。で、小生も以前シアトルのGRIOT'S GARAGE本社に行って、このマシンの良さをリチャード・グリオから直々にレクチャーを受けたのだ。

     彼の説明によるとかの有名なBOSCH社などからも同様の動きをするマシンはあるそうだが、パワーが小さくて押さえつけると止まってしまうんだとか。そこへ来てGRIOT'S GARAGEのランダム・オービタル・マシンは強力で、なるほど当時のマシンはまるで電気ドリル的な少々無骨なイメージを受けたが、しかし最新のランダム・オービタル・マシンではハンドルも改良されてかなり持ちやすくかつデザインも随分と洗練されている。

     実際、光沢が弱っているクルマの塗装面を「ひと皮剥く」作業でも、普通のシングル回転軸のマシンならとても気を遣うボディの突き出たエッジ部分(リチャードはわざと顔を歪めてエッジを強く押さえつけて見せていた!)でさえ安心してポリッシングでき、ポリッシュした所を触ってみても暖かい程度で熱くはなっていないのがとても印象的だった。同様のことをシングル回転軸のマシンですると、ペイント面もパッドも火傷しそうなほどに熱くなってビックリした経験がある。

     あわせて、このダブルアクションという偏芯運動による安全性もあいまって、ポリッシュ作業だけではなく、ワックスの塗布にも適している。マシン本体の自重でしっかりと塗り込めるので、これはかなりありがたい。つまりポリッシングによる下地処理からワクシングによる仕上げまでをカバーするマシンということになる。スポンジパッドも用途別に硬さの異なるものが用意されていて、それぞれ色も違うから見分けやすいのも良いところである。

  • GRIOT'S GARAGE ランダム・オービタル・マシン関連

     ベスト・オブ・ショウ・ワックスをはじめとするGRIOT'S GARAGEのカーケア製品は基本的に手作業で使う前提と思われるものが多いのだが、このマシンならそのまま使えて作業効率が大幅にアップするのでとても良い。もちろんマシン専用とするポリッシュ剤も用意されていて研磨性能ごとに4ステップある。ボディのやれ具合に合わせて使い分ければ、まさにプロのポリッシングが誰でもできるというもの。

     中でもオススメの作業のひとつにガラスのポリッシングがある。そう、油膜取りの作業だ。手作業なら力一杯にガラスをゴシゴシと。まるで筋力トレーニングの如く、かなり過酷な作業であるのは経験者ならご存じだろう。そんなガラスのポリッシュ作業もこのマシンとGRIOT'S GARAGEのグラス・ポリッシュを使えば楽々とこなせる。さらにはこのマシン、回転速度の調節機能を備えるからこそであろうが、GRIOT'S GARAGEのお家芸とも言えるペイント・クリーニング・クレイ(トラップ粘土)による鉄粉除去作業までをもこなすというから驚きだ。

     最近、ラインアップに小型のオービタルマシンも追加された。クロームのバンパー、小さなパーツやバイクのタンクといった曲面が多く、比較的面積の小さな場所にも使えるというのがウリである。小さいボディながらにもちろんダブルアクションのランダム・オービタル・マシンで、専用の小型パッド(別売)も用意されている。小型ならではのキビキビとした取り回しの良さは、磨き上げることの楽しさをさらに増幅してくれる。

     アメリカ生まれのこのランダム・オービタル・マシンであるが、もちろん日本の100V電源でOK。少々作動音が大きいのはご愛敬。
    洗車趣味が高じてついにマシンまで・・・となると、少々気兼ねしないでもないのだが、完璧を求めるならば是非持っておきたいアイテムなのは間違いない。複数台所有している諸兄にもオススメで、カーケアの精度はさらに向上し、より一層ピカピカの愛車達を愛でることができるというものだ。


    GRIOT'S GARAGE ランダム・オービタル・マシン
    関連アイテムの一覧を見る