エンジンまわりに関する質問
- Q1:
- 人によって言っているオイル交換の時期がまちまちで、友人の間でも3000キロや5000キロ中には1万キロ毎とバラバラです。どれがホントかわからないので一番適当なのを教えてください。
- A:
- あなたのクルマがターボ車でなく、サーキットなどで連続の高速走行をそれほどせず、かつ使用しているオイルが最低ランクのものでないのなら、現代のオイルは1万キロ毎の交換でもまったく差し支えありません。一時は確かに3000キロや5000キロ毎とも言われていましたが、オイルも進化しているのです。もちろん交換時期が延びることはオイル会社にとってはつらいことですが、大量消費は時代に逆行していると言えます。一応SG グレード以上のものであれば1万キロ、期間は1年程度ならそのまま使用できます。それよりもオイルの量には気をつけましょう。
- Q2:
- 私はいつも自分でオイル交換をするのですがジャッキアップをしてクルマの下にもぐりこんで・・・と結構大変です。オイルレベルゲージの穴から吸い上げるタイプもあるようですが本当にちゃんと抜けるのでしょうか?
- A:
- 確かにクルマの下にもぐりこんでの作業は結構大変です。ご質問のオイルレベルゲージの穴から吸い上げるタイプのオイルチェンジャーですが、これが結構よく抜けます。実際にオートメカニック誌で行われたテストでも全く遜色なくオイルが抜けることが証明されました。ただ、何れの場合もオイルフィルターやエンジン内部に留まったオイルまでをいっぺんに抜くことはできません。F-1などの特殊な世界はともかく一般の我々のレベルであれば、微量に古いオイルが混ざってもまったく心配はないのです。そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
- Q3:
- 暖機運転についてですが、どの程度すれば良いのでしょうか?また、新しいクルマとクラシックカーでは違うものなのでしょうか?
- A:
- 暖機運転の目的は文字通り機関を暖めることですが、たまに5分以上、なかには10分もされる方を見受けます。確かに真冬や寒冷地などでは長めにする必要はありますが、それでも3分もあれば充分。夏期なら1分程度で良いでしょう。それよりも大切なのは暖機が済んだからといって、いきなりとばさないことです。何故なら、エンジンは温もっていてもミッションやデフなどのギア、さらにはサスペンションなどの可動部分も暖機が必要だからです。つまり、ある程度温もったらゆっくりと走り出し、クルマ全体をウォーミングアップさせる気持ちが必要です。旧車の場合は、エンジンも自動制御ではありませんからアクセルを軽く踏んで1500から2000回転を1〜2分保ってやれば良いでしょう。時間については特に差はありません。
- Q4:
- 私のクルマは某欧州車なのですが、並行輸入車であるためか水温が高く、夏場は水温計とにらめっこしながら走らなければなりません。ラジエターを大きくとかファンを追加とか言われますが、そんな大げさな方法しかないのでしょうか?
- A:
- 最近のクルマ、特に正規に輸入されたものの場合、ほとんどオーバーヒートの問題は減ってきた様に思います。しかし、並行輸入車や旧車の場合は確かに深刻な問題です。日本の場合は欧州に比べ気温が比較的高いだけでなく、平均速度もかなりスロー。もちろん日本で走らせる以上、根本的にクーリングの容量不足ではどうしようもありませんが、最近ではWebPJで紹介している原液のまま薄めず使う「ビリオン・クール・ウォーター」という高性能クーラントが登場しています。これは今まであった冷却促進剤などの添加剤のように、冬が来るたびに抜き変える必要が無く、2〜3年無交換で使用でき、しかもラジエターや周辺の機関内部、ゴム製品などに対しても攻撃性が低くて極めて安全という画期的なもので、優れた熱伝導性能で既存の冷却機関の性能を100%引き出すというもの。高価な改造をする前に試す価値はありますね。
バッテリーに関する質問
- Q1:
- 仕事の都合上、普段滅多にクルマに乗れないのですが、その度にバッテリーをターミナルから外すのが面倒でたまりません。何か良い方法はないものでしょうか?
- A:
- ご存じのように、乗らない間もバッテリーは消耗を続けます。それを最小限にするにはターミナルを外すなどして絶縁することです。WebPJでもご紹介している「インスタント・キル・スイッチ」をお使いになれば、簡単に絶縁が行えます。また、この製品には微弱電流だけを通すバイパスヒューズが付属していますので、時計やオーディオのメモリーがそのまま維持できるのも利点です。ただし、あくまで電流は流れているのでバッテリーの消耗は少なくとも発生しますのでご注意を。また、国産車などバッテリーのターミナル部分が細い場合、接点部分に真鍮など比較的通電性の良い板を巻き付けるなどして調節する必要があります。ケーブル側の端子についてはカー用品店や修理工場などで入手できることでしょう。
足回りに関する質問
- Q1:
- クルマに付いていた空気圧の適正値と友人が良いという空気圧(3キロ位)が全然違います。どっちが正解でしょうか?
- A:
- 基本的に、純正のタイヤを装着している限り、クルマやマニュアルに記載されている空気圧が一番適正で安全です。しかし、扁平率やサイズの異なるタイヤを装着した場合は、そういうわけにはいきません。ただ、一般的に現代のラジアルタイヤの場合、だいたい2.0〜2.6(キロ)程度が良いでしょう。空気圧は低いと偏摩耗しますし、ホイールから外れたり、バーストすることさえあります。また、高すぎるとハンドルが軽くなり、きびきびとした印象を受けるので、良くなったような気にはなりますが、接地面の真ん中が膨らんでこれも偏摩耗を引き起こす上、接地面積も少ないのでタイヤの性能が充分発揮できません。いずれにしても、マニュアルに記載の数値から、前後0.2〜0.3の範囲での調整に留めましょう。
- Q2:
- サーキット走行が好きな私は、必ず前日にブレーキフルードのエア抜き作業を行います。いつもは友人に手伝ってもらって二人で「はい、踏んで!」「放して!」と叫びながらの作業。しかし、友人だっていつも手伝えるわけではないので、なんとかひとりの時でもエア抜き作業はできないものでしょうか?
- A:
- ちゃんと適当な道具があります。その名は「ブレーキフルード・エクストラクター」キャリパーにホースを繋げておいて、タンク内を負圧にすることで、外気に触れることなくブレーキフルードの交換〜エア抜きの作業が行えます。ホースにはコックもついているので一人でだってOK。リザーバータンクへのブレーキフルードの補充も付属のボトルを使えば半自動でできちゃいます。これは便利です。